インターネットFAX

インターネットFaxのデメリット3つ&失敗しないためのポイント5つ

従来のFaxよりも安いとしてインターネットFaxに切り替える法人も増えているようですね。

インターネットFaxは従来型の機械を買う必要がなく、メールでFaxのやりとりができるのでとっても便利です。

私はネット物販で生計を立てていますが、メーカーと取引をする際にたまにFaxを使うことがあります。

たまにしか使わないのに、Fax機を買って毎月3000円を払うのがバカらしくって、インターネットFaxを使いはじめました。

この記事では以下の目次の通りに、インターネットFaxのお役立ち情報をお伝えしていきます

1. インターネットFaxの3つのデメリット

インターネットFaxはとても便利ですが、下記のようなデメリットも当然あります。

  1. 紙の書類をFax送信する場合にスキャンが必要
  2. wifi環境が必要
  3. 紙で確認・管理にするには印刷が必要

① 紙の書類をFax送信する場合にスキャンが必要

すでに印刷された書類を、インターネットFaxで送信する場合には、スキャンをする必要があります。

手書きの書類を頻繁に送る人は、インターネットFaxだと少し不便です。

そのため、手書きのFaxを頻繁に送る可能性がある人は、インターネットFaxはおすすめできません。

スマートフォンのカメラで撮影した画像を、そのままFax送信可能なスマホアプリがあるサービス(eFax)もあります。

② wifi環境が必要

インターネットFaxは、ネット環境を使ってデータをやりとりするため、wifi環境が必要です。

wifiの常時接続は普通になってきているので、ノートパソコンやスマートフォンを持っていれば全く問題ないでしょう。

③ 紙で確認・管理にするには印刷が必要

受信したFaxを紙ベースで確認・管理が必要な場合は、印刷する必要があります。

このためにプリンターを購入しなければいけない場合はデメリットになりますが、通常の業務でプリンターを使用しているのであれば、問題はありません。

2. 失敗しないインターネットFax会社の選び方

インターネットFaxのサービスは10以上もありますが、それぞれ強みに違いがあり、選び方は利用シーンによって変わってきます。

2-1. インターネットFaxの選ぶ際のポイント

インターネットFax会社は数多くあるため、実際に契約してから、不便に感じてしまうケースもよくあるようですね。

ここではインターネットFaxを決める際に、検討すべきポイントをご紹介しましょう。

  1. 利用頻度
  2. ファイル形式
  3. 受信するメールアドレス数
  4. コスト
  5. Fax番号

① 利用頻度

インターネットFaxをどのくらいの利用を想定されていますでしょうか?

例えば…
「月に100枚までは無料で、101枚目からは有料」

というように、どのくらい利用するのかによって、料金体系を変えている会社が多くあります。

毎月想定される利用頻度を予想し、なるべくお得な料金体系の会社を選びましょう。

② ファイルの形式

インターネットFaxでは紙媒体ではなく、データでやりとりをします。

送信時のファイル形式

送信時はPDFファイルが一般的ですが、エクセルやワード形式のまま送信できるサービスもあります。

ただし、エクセルやワード形式の場合、改ページ機能を設定せずに送ると途中でページが切れてしまうため、PDFファイルに変換してから送信する方が確実です。

受信時のファイル形式

受信時もPDFファイルが一般的ですが、TIFF-Fファイルなど、使い慣れない形式のファイルしか扱えないインターネットFaxのサービスもあります。

なるべく一般的なファイル形式でやりとりできるサービスを選びましょう。

③ 受信するメールアドレス数

インターネットFaxでは、Fax番号を通じてメールでやりとりを行います。

多くのインターネットFaxサービスは1つのメールアドレスしか使えませんので、フリーランスや少人数で運営されている会社などの場合はあまり関係ありません。

しかし、メールアドレスを複数登録し、複数名で利用する場合は、複数のメールアドレスを利用できる会社は限られているので注意しましょう。

④ コスト


インターネットFaxでは、主に下記の3つのコストが必要になります。

  • 初期費用
  • 月額費用
  • Fax送受信料金

サービスによって、月額費用は安いが、Fax送受信料が高い、初期費用は必要ないが、Faxの送受信料が高いなど様々です。

あなたの利用シーンを想定し、なるべくコストが安くなりそうな会社に絞りましょう。

⑤ Fax番号

インターネットFaxでは、サービスによって使える番号に差があります。

050しか使えないサービスもあれば、市外局番(03や06)などの番号が使える場合もあります。

Fax番号にこだわりがある場合は、サービスも選ぶ必要があります。

また既にFax番号を持っている場合に、そのまま番号を引き継げるサービスもあるため、Fax番号を引き継ぎたい人は”  ”を使いましょう。

2-2. あなたに合ったインターネットFaxの選び方

大きく分けると、フリーランスや1人で法人を運営している場合と、従業員を抱えている会社の場合です。

① フリーランスの方や小規模法人の方が気をつけるべきポイント

独立したばかりのフリーランスの方や1人で法人を運営している場合、チェックすべきポイントは基本的にはコスト面だけです。

インターネットFaxの利用頻度がそんなに高くない人は、なるべく固定費が安いサービスを選びましょう。

② 従業員がいる場合のインターネットFaxの選び方

普段Faxを使用する頻度も高かったり、複数人で利用する場合は下記のポイントを考慮して選ぶ必要があります。

普段からFaxをたくさん使っている場合は、インターネットFaxに切り替えることによって、グッとコストを抑えることができます。

しかし、逆にコスト面以外で下記のような付帯サービスが重要になってくるかもしれませんね。

  • Fax番号(03・06など)にはこだわるのか?
  • 既存のFax番号は引き継げた方が良いのか?
  • 複数名で利用するのか?

3. 各インターネットFaxサービスのデメリットまとめ

インターネットFaxの各社サービスのデメリットを一覧でまとめましたので、参考にしてください。

サービス名 デメリット
eFax
  • 初期費用と月額費用がかかる
  • 解約が電話受付のみ
  • 送信時に国番号から入力が必要
MOVFAX
  • 初期費用と月額費用がかかる
  • 無料お試しがない
  • クレジットカード払いのみ
  • 海外送信できない
メッセージプラス
  • 無料お試しがない
  • Fax番号が「050」のみ
  • 月額費用がかかる
  • 海外へFax送信できない
秒速FAX送信
  • 海外送信できない
  • 受信は秒速FAX Plus(有料)が必要
  • Fax番号は「050」のみ
jFax
  • 初期費用・月額費用がかかる
  • Fax番号は「03」か「050」のみ
  • クレジットカード払いのみ
faximo
  • 初期費用がかかる
  • 送信料が高め
  • Fax番号は「03」か「06」のみ
BizFAX
  • 他サービスと比べると通信料が高め
  • スマホ対応していない
  • 受信用Fax番号が特殊(26桁)
  • 利用開始に5営業日以上かかる
  • 海外のFAXからは受信できない
KDDI ペーパーレスFAX
  • 初期費用がかかる
  • Fax番号は「050」のみ
  • 海外への送信はできない
  • 利用開始に5営業日かかる
D-FAX
  • 初期費用がかかる(高い)
  • 受信のみで送信はできない
  • 3ヶ月利用がないと自動的に解約
  • コンビニFaxなど受信できない回線がある
  • Fax番号が「020」のみ
HelloFax
  • サイトが英語
  • 受信できるのは有料プランのみ
  • 日本への送信は1ページが5ページとしてカウント
  • Fax番号が海外の番号
  • 送信時に国番号から入力が必要
FAX.PLUS
  • Fax受信するには有料プラン
  • 公式サイトの日本語がわかりにくい
  • 申込み、サービス利用画面は英語表記
  • Fax番号が「03」のみ
  • 送信時に国番号から入力が必要

各社のデメリットを把握しておくことで、サービス選びで失敗することがなくなりますね。

4. インターネットFaxのメリットまとめ

インターネットFaxは、従来のFaxのように、機械を購入する必要がなく、全てメールのデータでやりとりします。

すなわち、インターネットFaxとは、電話回線ではなく、インターネットの回線を使ってやりとりを行うため、従来のFaxに比べ下記のような様々なメリットがあります。

これまでにお伝えしたインターネットFaxのメリットをまとめて紹介します。

  1. 初期コストが安い
  2. ランニングコストが安い
  3. どこにいてもFAXの送受信ができる
  4. 受信FAXの管理を効率化できる
  5. 導入までのスピードが早い

① 初期コストが安い

インターネットを通じてサービスを利用するため、FAX機を購入したり、回線開設する必要がありません。

そのため、初期費用はほとんどゼロ〜1000円程度に抑えられます。

② ランニングコストが安い

従来のFaxの電話回線では最低でも2000〜3000円程度の費用が必要になりますが、インターネットFaxの月々のコストは1000円〜1500円程度です。

インターネットFaxでは、Fax用紙やインクなど、消耗品の費用が一切かかりません。

③ どこにいてもFAXの送受信ができる

受信したFAXは、メールで送られてくるため、ネット環境があればスマホやPCのメールでいつでも見ることができます。

ノマドで仕事をしている方やコワーキングスペースなどでお仕事をされている方は、Fax機の近くにいなくても、送受信ができるので便利です。

Faxを送付する際もデータを直接送信できるので、印刷の手間を減らすことができます。

④ FAXの管理を効率化できる

最近ではパソコンのデータで管理している人がほとんどだと思います。

Faxで送られてきた書類の管理を全て、データで管理できるので、書類の管理を効率化することができます。

⑤ 導入までのスピードが早い

従来のFaxの場合は、導入まで1週間程度は必要ですが、インターネットFaxの場合は、工事などが必要ないため、短期間で利用開始できます。

サービスによっては、登録直後から利用できるようになります。

4. おすすめのインターネットFaxサービス

すべてのインターネットFaxを調査した上で、主要な12社のサービスを、比較・検討しやすいように一覧表にまとめました。

また、その結果を元に利用料金と利便性(使いやすさ)で選んだランキングTop3をご紹介します。

インターネットFaxは、それぞれ強みに違いがあるため、ランキングを参考にしながら利用目的にあったサービスを選ぶようにしましょう。

  1. とりあえずFax番号を持っておきたい人や利用頻度が少ない人は「メッセージプラス
  2. 市外局番の番号を使いたい場合や、Fax送受信が1日に2~6枚程度の場合は「eFax
  3. Fax送受信が月200枚より多く、業務効率化も図りたい場合は「MOVFAX
サービス 利用料金 送信料金 受信料金 Fax番号 お試し

メッセージプラス
登録:1,000円(年払い0円)
月額:792円~
~15円 0円 050 ×

eFax
登録:1,000円
月額:1,500円
10円
150枚まで無料
10円
150枚まで無料
050
全国62都市の市外局番
30日
MOVFAX 登録:1,000円
月額:980円~
1送信2枚まで8円 8円
1,000枚まで無料
050
03
06
045
×
jFax 登録:1,000円
月額:990円
10円
50枚まで無料
10円
100枚まで無料
03
050
30日
秒速FAX送信 登録:0円
月額:0円
~10円 不可 なし ×
秒速FAX Plus 登録:1,100円
月額:520円~
不可 ~8円 050 ×
faximo 登録:1,080円
月額:940円~
14円 9円
1,000枚まで無料
03
06
×
KDDI ペーパーレスFAX 登録:1,000円
月額:950円
15円 0円 050 ×
BizFAX 登録:0円
月額:0円
25円(平日8~19時)
19円(上記以外)
左記同様 26桁の専用番号 ×
D-FAX 登録:5,000円
月額:0円
オプション有料
不可 0円 020 10日
※法人契約
HelloFax 登録:0円
月額:0円
無料枠を超えると~5円 0円
※有料プランのみ可
カナダ、アメリカの市外局番 30日
FAX.PLUS 登録:0円
月額:0円
無料枠を超えると~10円 0円
※有料プランのみ可
03 ×

登録費用・月額費用が0円のサービスもありますが、受信(Fax番号を取得)する場合には月額費用が必要になります。

「D-FAX」は、登録費用のみでランニングコストが不要ですが、020の特殊回線を使用するためFax受信できない回線が多く、ビジネス利用にはオススメできません。

ランキング1位:メッセージプラス

メッセージプラスは、インターネットFaxの中でも機能が充実しており、それでいて料金も安いサービスです。

メッセージプラスは月額費用が安く、受信料金が一切かからないため、固定費を抑えられるのが特徴で、下記のような人にオススメです。

  • Faxの利用頻度が少ない
  • とりあえずFax番号を持っておきたい
  • 留守番電話の機能も利用したい

メッセージプラスの特徴(メリット・デメリット)

メッセージプラスは月額費用がトップクラスに安く、年払いだと792円/月で利用でき、200枚分のFax送信ができるポイントがもらえます。

また、「手書き加工機能」や「留守番電話サービス」など、様々な機能が充実しています。

そんなメッセージプラスのメリット・デメリットは下記の通りです。

メリット デメリット
  • Fax受信料が0円
  • 年払いだと200枚分の送信が無料
  • スマホアプリが利用できる
  • 留守番電話サービスあり
  • 手書き加工機能あり
  • 一斉送信50件まで可能
  • 無料お試しがない
  • 月額費用がかかる
  • Fax番号が050のみ
  • 海外へFax送信できない

メッセージプラスの価格・料金体系

初期費用 1,000円(年払いは0円)
月額費用 年払い:792円、月払い:950円
送信料金 15円/枚 ※メッセージプラス同士は無料
受信料金 0円

※年払いだと初年度にFax送信200枚分のポイントがもらえるのでお得です。

公式サイト

メッセージプラスの口コミ・評判など、さらに詳しく知りたい人は下記をご覧ください。

ランキング2位:eFax

eFaxは、世界で1200万人以上が利用している世界最大級のインターネットFaxで、国内でも5.5万人以上がすでに利用している安心のサービスです。

eFaxは、業界最大手ということもあり、便利で使いやすくコストも安く抑えることができるサービスのため、毎日Faxを利用する人に最適なインターネットFaxサービスと言えます。

特に、下記のような人にオススメです。

  • 送受信が1日あたり2~6枚程度
  • 市外局番のFax番号を利用したい
  • 10件以上の同報送信をすることがある
  • 海外へFax送信することがある

eFaxの特徴(メリット・デメリット)

eFaxが他サービスと比較して大きく違う点は、全国47都道府県62都市の市外局番のFax番号を取得できることです。

他のサービスでは、市外局番が取得できたとしても、主要都市(東京03、大阪06、横浜045)のみです。

そんなeFaxのメリット・デメリットは下記の通りです。

メリット デメリット
  • 30日間の無料お試しあり
  • 毎月150ページまで送受信が無料
  • 全国62都市の市外局番と050から選べる
  • メールでのFax受信5宛先まで可能
  • 一斉送信50件まで可能
  • スマホアプリあり
  • 初期費用と月額費用がかかる
  • 解約が電話受付のみ
  • 送信時に国番号から入力が必要

eFaxは、30日間の無料トライアルがあるため、インターネットFaxの利用が初めての人でも安心して試すことができます。

eFaxの価格・料金体系

初期費用 1,000円
月額費用 1,500円/月(30日間の無料お試しあり)
送信料金 毎月150ページまで無料、151ページ以降10円/ページ
受信料金 毎月150ページまで無料、151ページ以降10円/ページ

公式サイト

eFaxの口コミ・評判など、さらに詳しく知りたい人は下記をご覧ください。

ランキング3位:MOVFAX(モバックス)

MOVFAX(モバックス)は、もともとFax業界で20年の実績があり、法人向けのサービスのため、インターネットFaxの中ではサポート面で定評のある会社です。

MOVFAXは、業務の効率化ができる機能が充実しており、Fax利用頻度が多い企業ほどコスト削減できる法人向けサービスです。

特に、下記のような人にオススメです。

  • Faxの送受信の頻度が多い(月に約200枚以上)
  • 複数人で共有したい(複数IDを利用したい)
  • 業務を効率化したい

MOVFAXの特徴(メリット・デメリット)

MOVFAXは送信料金が安く、受信も1,000枚まで無料のため「eFax」よりも利用頻度が多い企業(月200枚以上)にオススメのサービスです。

そんなMOVFAXのメリットとデメリットをまとめました。

メリット デメリット
  • 月額が30日間無料
  • 送信料金が安い
  • 受信1,000枚まで無料
  • メールでのFax受信5宛先まで可能
  • 一斉送信10件まで可能
  • 050、03、06、045の番号を取得できる
  • 業務を効率化できる機能が充実
  • 初期費用と月額費用がかかる
  • 無料お試しがない
  • クレジットカード払いのみ
  • 海外送信できない

MOVFAXには、「ステータス管理」「ユーザー作成」「Fax自動振分け」など、高度な機能があるため、業務効率化が図れます。(プレミアムプランを利用した場合)

MOVFAXの価格・料金体系

プラン スタンダードプラン
プレミアムプラン
初期費用 1,000円
月額費用 980円 3,980円
受信料金 1,000枚まで無料
1,001枚から1枚8円
送信料金 1送信2枚まで8円

公式サイト

MOVFAXの口コミ・評判など、さらに詳しく知りたい人は下記をご覧ください。

5. さいごに

インターネットFaxのデメリットについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?

インターネットFaxにはデメリットはないと言っても過言ではありませんが、強いて言うなら下記の2つです。

  1. 紙の書類をFax送信する場合にスキャンが必要
  2. wifi環境が必要
  3. 紙で確認・管理にするには印刷が必要

手書きのFaxを頻繁に送ることが想定されること以外は、インターネットFaxはとても便利で安いのでおすすめです。

インターネットFaxは会社によって強みが違うので、あなたの利用頻度を想定しながら、あなたに合ったサービスを選びましょう。