インターネットFAX

D-Faxはダメ?口コミ評判からわかるデメリットや注意点

D-Fax(ディーファックス)は、東京テレメッセージが運営する受信専用のインターネットFaxです。

初期費用のみで月額費用も受信料もかからないというメリットがありますが、受信できる回線に制限があるなどデメリットもあるため、注意が必要です。

そこで、D-Faxは実際にはどうなのか?口コミ評判からわかるデメリットや注意点をご紹介していきます。

デメリットや注意点を把握して、インターネットFax選びで失敗しないようにしましょう。

私はネット物販で生計を立てていますが、メーカーと取引をする際にたまにFaxを使うことがあります。

たまにしか使わないのに、Fax機を買って毎月3000円くらいを払うのがバカらしくって、インターネットFaxを使いはじめました。

この記事では以下の目次の通りにお役立ち情報をお伝えしていきます。

1. D-Faxの特徴まとめ(メリット・デメリット)

D-FAXは、Faxの使用用途が受信のみで、定期的にFaxを受け取る人には便利なサービスです。

月額費用と受信料が完全無料でFax受信できるインターネットFaxサービスはD-Faxしかありません。

D-Faxのメリット・デメリットは下記の通りです。

メリット デメリット
  • 月額費用、受信料がかからない
  • 着信通知専用端末が無料で配布される
  • 法人契約の場合10日間お試しできる
  • 初期費用がかかる(高い)
  • 受信のみで送信はできない
  • 3ヶ月利用がないと自動的に解約
  • コンビニFaxなど受信できない回線がある

Fax番号が「020」なので、相手先(送信元)の回線によっては受信できないことがあるため、事前に確認しておきましょう。

「020」に発信できない相手とのやり取りが多い場合は、月額費用(1,000円程度)はかかりますが、受信料は完全無料のサービスや一定枚数までは無料で受信できるサービスを検討しましょう。

ここからは、D-Faxの特徴をご紹介していきます。

  1. 受信専用のサービス
  2. 初期費用のみで月額費用がかからない
  3. Fax番号は020
  4. 基本はTIFF-Fファイルで受信
  5. 着信通知専用端末が配布される

① 受信専用のサービス

D-Faxは、受信専用のサービスです。送信はできません。

Faxをメールで受信するため、ネットにつながる機器があれば、どこでも受信できます。

② 初期費用のみで月額費用がかからない

D-Faxでかかる費用は、初期費用(登録料)の5,000円のみで、Faxをどれだけ受信しても月額費用は一切かかりません。

ただし、3ヶ月間サービスの利用がない場合は自動的に解約になってしまい、再登録には再登録手数料1,000円がかかりますので、注意が必要です。

③ Fax番号は020

D-Faxで利用できるFax番号は「020」のみです。

「020」番号は以前、ポケベル(文字情報でコミュニケーションできるサービス)に使用されていた特殊な番号のため、送信元の回線によってはFax受信ができません。

受信できる回線 受信できない回線
  • NTT東日本、NTT西日本の電話回線、ひかり電話(IP電話)
  • ソフトバンクテレコムの電話回線
  • KDDIの0ABJ-IP電話回線
  • 左記以外の電話会社・携帯電話・PHS・IP電話
  • コンビニのFax機
  • 内線電話機器(PBXなど)
  • 海外からのFax

受信できるかできないかは、送信元の回線が「020」から始まる電話番号への発信ができるかどうかで判断できます。

④ 基本はTIFF-Fファイルで受信

受信したFaxは、基本的にTIFF-Fファイル形式で届きます。

TIFF-Fは、聞き慣れないファイル形式ですが、Windowsの場合は基本的にビューアーで閲覧可能です。ただし、PDFと比べると互換性が低く、機種によってはレイアウトが崩れる場合があります。

PDFファイル形式で閲覧したい場合は、有料オプションの「PDF変換機能」を利用しましょう。

スマートフォンやタブレットでは、TIFFファイルを閲覧するビューアー(アプリ)よりも、PDFファイルを閲覧するアプリの方が入手しやすいです。

そのため、スマホやタブレットでの閲覧の機会が多い人は、「PDF変換機能」オプションの利用をオススメします。

⑤ 着信通知専用端末が配布される

引用:D-Fax公式サイト

D-Faxへの登録が完了すると、上図のような「着信通知専用端末」が届きます(無料サービス)。

着信通知専用端末とは、Faxを受信した際にピープ音で知らせてくれる通信機器です。

他のサービスと比べてどうなの?

D-FAXは登録費用のみでランニングコストが不要ですが、Fax番号が「020」のため受信できない回線があったり、送信元に通信料の負担がかかったりするため、ビジネス利用にはオススメできません。

2. D-Faxの口コミ・評判まとめ

D-FAXの評判は実際どうなのか?利用している人達の口コミをまとめました。

ランニングコストが必要ないという大きなメリットはありますが、コンビニFaxを受け取れない、送信元の通信料が高いというクレームがあることはビジネス面ではマイナス要素が大きいと考えます。

  • D-Faxの良い口コミ
  • D-Faxの悪い口コミ

2-1. D-Faxの良い口コミ

良い口コミをまとめると下記の通りです。

  • Fax用紙やインクがいらないのは助かる
  • メールが使えない高齢な人とやり取りに便利
  • 一括2,500円でずっと使える(※現在は5,000円に値上がりしています)
  • Faxが届くと端末で通知してくれるため便利
  • 宣伝Faxがこなくなるのが良い

取引先やお客様に年配の方が多くFaxでのやり取りが欠かせないので、D-Faxを導入してからは、かなり効率化できました。

Fax用紙やインクがいらないので経費削減もできて助かります。

38歳 男性

2-2. D-Faxの悪い口コミ

悪い口コミをまとめると下記の通りです。

  • 「コンビニから送れない」「送信料金が高い」というクレーム
  • 契約切れにならないために自分でFAXを送っている
    ※利用が3ヶ月間ないとアカウント削除になるため
  • 使用頻度が少ないので解約した

出先からもスマホでFaxを確認できるので便利になりました。

ただ、送信相手から「コンビニから送れない」「送信料金が高い」というクレームが意外と多いので、他社のサービスに切り替えようかと検討中です。

42歳 男性

3. D-Faxの価格・料金体系まとめ

D-FAXの価格・料金や有料オプションサービスを下記にまとめました。D-Faxは、個人契約と法人契約を選べますが、各種料金の違いはありません。

※すべて税抜での表記です

登録手数料
新規登録手数料 5,000円
再登録手数料 1,000円
有料オプションサービス
未利用解約防止機能(※1)  1,000円/年
ファイル閲覧機能(※2)  1,000円/年
PDF変換機能(※3)  1,000円/年

※1:サービス利用が3ヶ月間ない場合の自動解約を防止できる機能です。
※2:7日前までの受信ファイルを閲覧することができる機能です。
※3:TIFFファイルで受信したデータをPDFファイルに変換してくれる機能です。

D-Fax送信料金について

D-Fax番号宛にFaxを送ってもらう際には、送信者に下記の通信料を負担してもらう必要があります。

回線 送信料金
固定電話(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)からの送信 1回40円+40秒ごとに10円
固定電話(上記以外の地域)からの送信 1回40円+30秒ごとに10円
NTT東日本 ひかり電話からの送信 1回40円+45秒ごとに15円
NTT西日本 ひかり電話からの送信 1回44円+40秒ごとに16.5円

※すべて税抜での表記です

他のFax送信料と比べると割高ですので、トラブルやクレームを避けるために、送信者に事前に伝えておくことをオススメします。

4. インターネットFax各社比較とおすすめランキング

すべてのインターネットFaxを調査した上で、主要な12社のサービスを、比較・検討しやすいように一覧表にまとめました。

また、その結果を元に利用料金と利便性(使いやすさ)で選んだランキングTop3をご紹介します。

インターネットFaxは、それぞれ強みに違いがあるため、ランキングを参考にしながら利用目的にあったサービスを選ぶようにしましょう。

  1. とりあえずFax番号を持っておきたい人や利用頻度が少ない人は「メッセージプラス
  2. 市外局番の番号を使いたい場合や、Fax送受信が1日に2~6枚程度の場合は「eFax
  3. Fax送受信が月200枚より多く、業務効率化も図りたい場合は「MOVFAX
サービス 利用料金 送信料金 受信料金 Fax番号 お試し

メッセージプラス
登録:1,000円(年払い0円)
月額:792円~
~15円 0円 050 ×

eFax
登録:1,000円
月額:1,500円
10円
150枚まで無料
10円
150枚まで無料
050
全国62都市の市外局番
30日
MOVFAX 登録:1,000円
月額:980円~
1送信2枚まで8円 8円
1,000枚まで無料
050
03
06
045
×
jFax 登録:1,000円
月額:990円
10円
50枚まで無料
10円
100枚まで無料
03
050
30日
秒速FAX送信 登録:0円
月額:0円
~10円 不可 なし ×
秒速FAX Plus 登録:1,100円
月額:520円~
不可 ~8円 050 ×
faximo 登録:1,080円
月額:940円~
14円 9円
1,000枚まで無料
03
06
×
KDDI ペーパーレスFAX 登録:1,000円
月額:950円
15円 0円 050 ×
BizFAX 登録:0円
月額:0円
25円(平日8~19時)
19円(上記以外)
左記同様 26桁の専用番号 ×
D-FAX 登録:5,000円
月額:0円
オプション有料
不可 0円 020 10日
※法人契約
HelloFax 登録:0円
月額:0円
無料枠を超えると~5円 0円
※有料プランのみ可
カナダ、アメリカの市外局番 30日
FAX.PLUS 登録:0円
月額:0円
無料枠を超えると~10円 0円
※有料プランのみ可
03 ×

登録費用・月額費用が0円のサービスもありますが、受信(Fax番号を取得)する場合には月額費用が必要になります。

「D-FAX」は、登録費用のみでランニングコストが不要ですが、020の特殊回線を使用するためFax受信できない回線が多く、ビジネス利用にはオススメできません。

ランキング1位:メッセージプラス

メッセージプラスは、インターネットFaxの中でも機能が充実しており、それでいて料金も安いサービスです。

メッセージプラスは月額費用が安く、受信料金が一切かからないため、固定費を抑えられるのが特徴で、下記のような人にオススメです。

  • Faxの利用頻度が少ない
  • とりあえずFax番号を持っておきたい
  • 留守番電話の機能も利用したい

メッセージプラスの特徴(メリット・デメリット)

メッセージプラスは月額費用がトップクラスに安く、年払いだと792円/月で利用でき、200枚分のFax送信ができるポイントがもらえます。

また、「手書き加工機能」や「留守番電話サービス」など、様々な機能が充実しています。

そんなメッセージプラスのメリット・デメリットは下記の通りです。

メリット デメリット
  • Fax受信料が0円
  • 年払いだと200枚分の送信が無料
  • スマホアプリが利用できる
  • 留守番電話サービスあり
  • 手書き加工機能あり
  • 一斉送信50件まで可能
  • 無料お試しがない
  • 月額費用がかかる
  • Fax番号が050のみ
  • 海外へFax送信できない

メッセージプラスの価格・料金体系

初期費用 1,000円(年払いは0円)
月額費用 年払い:792円、月払い:950円
送信料金 15円/枚 ※メッセージプラス同士は無料
受信料金 0円

※年払いだと初年度にFax送信200枚分のポイントがもらえるのでお得です。

公式サイト

メッセージプラスの口コミ・評判など、さらに詳しく知りたい人は下記をご覧ください。

ランキング2位:eFax

eFaxは、世界で1200万人以上が利用している世界最大級のインターネットFaxで、国内でも5.5万人以上がすでに利用している安心のサービスです。

eFaxは、業界最大手ということもあり、便利で使いやすくコストも安く抑えることができるサービスのため、毎日Faxを利用する人に最適なインターネットFaxサービスと言えます。

特に、下記のような人にオススメです。

  • 送受信が1日あたり2~6枚程度
  • 市外局番のFax番号を利用したい
  • 10件以上の同報送信をすることがある
  • 海外へFax送信することがある

eFaxの特徴(メリット・デメリット)

eFaxが他サービスと比較して大きく違う点は、全国47都道府県62都市の市外局番のFax番号を取得できることです。

他のサービスでは、市外局番が取得できたとしても、主要都市(東京03、大阪06、横浜045)のみです。

そんなeFaxのメリット・デメリットは下記の通りです。

メリット デメリット
  • 30日間の無料お試しあり
  • 毎月150ページまで送受信が無料
  • 全国62都市の市外局番と050から選べる
  • メールでのFax受信5宛先まで可能
  • 一斉送信50件まで可能
  • スマホアプリあり
  • 初期費用と月額費用がかかる
  • 解約が電話受付のみ
  • 送信時に国番号から入力が必要

eFaxは、30日間の無料トライアルがあるため、インターネットFaxの利用が初めての人でも安心して試すことができます。

eFaxの価格・料金体系

初期費用 1,000円
月額費用 1,500円/月(30日間の無料お試しあり)
送信料金 毎月150ページまで無料、151ページ以降10円/ページ
受信料金 毎月150ページまで無料、151ページ以降10円/ページ

公式サイト

eFaxの口コミ・評判など、さらに詳しく知りたい人は下記をご覧ください。

ランキング3位:MOVFAX(モバックス)

MOVFAX(モバックス)は、もともとFax業界で20年の実績があり、法人向けのサービスのため、インターネットFaxの中ではサポート面で定評のある会社です。

MOVFAXは、業務の効率化ができる機能が充実しており、Fax利用頻度が多い企業ほどコスト削減できる法人向けサービスです。

特に、下記のような人にオススメです。

  • Faxの送受信の頻度が多い(月に約200枚以上)
  • 複数人で共有したい(複数IDを利用したい)
  • 業務を効率化したい

MOVFAXの特徴(メリット・デメリット)

MOVFAXは送信料金が安く、受信も1,000枚まで無料のため「eFax」よりも利用頻度が多い企業(月200枚以上)にオススメのサービスです。

そんなMOVFAXのメリットとデメリットをまとめました。

メリット デメリット
  • 月額が30日間無料
  • 送信料金が安い
  • 受信1,000枚まで無料
  • メールでのFax受信5宛先まで可能
  • 一斉送信10件まで可能
  • 050、03、06、045の番号を取得できる
  • 業務を効率化できる機能が充実
  • 初期費用と月額費用がかかる
  • 無料お試しがない
  • クレジットカード払いのみ
  • 海外送信できない

MOVFAXには、「ステータス管理」「ユーザー作成」「Fax自動振分け」など、高度な機能があるため、業務効率化が図れます。(プレミアムプランを利用した場合)

MOVFAXの価格・料金体系

プラン スタンダードプラン
プレミアムプラン
初期費用 1,000円
月額費用 980円 3,980円
受信料金 1,000枚まで無料
1,001枚から1枚8円
送信料金 1送信2枚まで8円

公式サイト

MOVFAXの口コミ・評判など、さらに詳しく知りたい人は下記をご覧ください。

5. D-Faxの解約方法

D-FAXは月額費用がないため、わざわざ解約する必要もありませんが、解約が必要になった場合は、会員ページからWeb上で簡単に解約手続きが可能です。

有料オプションは1年ごとの契約となっていて、途中解約しても返金にはなりません。

自動更新ではなく、有効期限が切れる前に更新の案内が届きますので、必要に応じて更新するかどうかを決められます。

6. D-Faxの申し込み方法と利用法

D-FAXは、個人契約と法人契約があります。それぞれの申し込み方法と利用方法をご紹介します。

  • 個人契約で申し込む方法
  • 法人契約で申し込む方法
  • D-Faxの利用方法(共通)

6-1. 個人契約で申し込む方法

引用:D-Fax公式サイト

個人契約で申し込む場合の流れは下記の4ステップです。

  1. 申し込み画面にてメールアドレスとパスワードを入力します。
  2. 入力したメールアドレス宛に「仮登録メール」が届きます。
  3. 「仮登録メール」に記載されているリンクをクリックし、本登録を行います。
  4. 入金が確認でき次第、D-FaxからFax番号が届くので、利用開始できます。

6-2. 法人契約の場合

引用:D-Fax公式サイト

法人契約で申し込む場合の流れは下記の8ステップです。

  1. 申し込み画面にて管理者のメールアドレスとパスワードを入力します。
  2. 登録したメールアドレスに「会社情報登録案内メール」が届きます。
  3. 「会社情報登録案内メール」に記載されているリンクから、会社情報の登録を行います。
  4. 登録したメールアドレスに「利用者登録案内メール」が届きます。
  5. 「利用者登録案内メール」に記載されているリンクから、利用者の登録を行います。
  6. 登録したメールアドレスに「利用者登録完了メール」が届きます。
  7. 管理者から利用者へD-Fax番号を連絡することでお試し利用が可能です。
  8. お試し利用後も継続する場合は、会員ページより登録料の支払手続き行います。

法人契約は、個人契約よりも申込みのステップが多いので面倒ですが、10日間お試し利用ができるというメリットがあります。

6-3. D-Faxの利用方法(共通)

D-Faxは受信専用なので、利用は簡単です。

D-Faxから届いた「020」で始まるFax番号を送信者に伝達して、いつも通りに送信してもらうだけです。

受信したFaxは、申込時に登録したメールアドレス宛にTIFFファイル(有料オプション利用者はPDFファイル)で届きます。

7. D-Faxの運営会社”東京テレメッセージ株式会社”

運営会社 東京テレメッセージ株式会社
設立 2008年10月1日(事業創業は1986年)
業態 電気通信事業者
資本金 1億円(2019年6月28日現在)
所在地 〒105-0003
東京都港区西新橋二丁目35番2号 ハビウル西新橋11階
電話 03-5733-0247

公式HP:http://www.teleme.co.jp/

8. さいごに

D-FAXについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

D-Faxは、Fax受信できる回線に制限があり、送信者の通信料負担が大きいため、ビジネス利用には不向きと言えます。

個人で利用する場合でも、初期費用のみでずっと利用できるというメリットは大きいですが、下記のようなデメリットもあります。

  • 初期費用がかかる(高い)
  • 受信のみで送信はできない
  • 3ヶ月利用がないと自動的に解約
  • 「020」への発信ができない回線からは受信できない
  • 送信元の通信料金の負担が大きい

このようなデメリットを把握した上で、あなたがインターネットFaxを利用するときのことを事前にしっかりシミュレーションして失敗しないようにしましょう。